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講師をしています青山の専門学校の設計演習の講評会がありました。(2日目)

埼玉県熊谷市の建築家,山岸光信建築設計事務所 | blog

 講師をしています青山の専門学校の設計演習の講評会の2日目です。

 こちらの作品は内外壁の素材をそろえたり、サイン計画等まで細かく考えられていました。夜間部には様々な経歴の人が集まっています。ちなみに彼女は留学していた事があり、英語がペラペラで、以前に私がコンペに出すときも英文を添削してもらいました。学校卒業後は海外の事務所への就職を視野に入れています。

 こちらの彼女はプレゼン日の直前にパソコンが壊れ、データのほとんどが消えてしまうというアクシデントがあって絶望していましたが、なんとかリカバリーして来ました。(私もすぐに全てのデータのバックアップを取りました。汗)。空間としても、プレゼンのCGも興味深く、完全版を見たかったです。ちなみに彼女も英語がペラペラだそうです(笑)。

 こちらはコンセプトがしっかりしていて、インテリア学部として、家具や照明の選定等、細部に至るまで良く考えられていてます。楽しんで作ったことが良くわかる作品、プレゼンでした。

 こちらは建物を短冊状に分け、分棟をレイヤーとしてつなげる作品でした。CGや模型の作り込みも丁寧で、(ミース・ファン・デル・ローエ設計の)ファンズワース邸を連続させたような(笑)、個人的に好きな作品でした。

 こちらは壁をランダムにずらして配置し、隙間と隙間を、部屋とそれ以外の空間、また内部と外部を緩やかにつなげて街に開く案です。この作品をクラスの代表として、今度学校の選抜発表会でプレゼンしてもらうよう、選ばせてもらいました。それまでに構造等、内容を更にブラッシュアップしていく予定です。

 時間が無い中、皆最後は(それなりに?)仕上げて来ました。それぞれに個性があり、他の人の考えを聞くことが出来て、自分の位置を確認することも出来たのではないかと思います。後期も、今後も、その先を見据えてがんばってほしいものです!

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