講師をしています青山の専門学校の設計演習の講評会がありました。(1日目)
埼玉県熊谷市の建築家,山岸光信建築設計事務所 | blog
講師をしています青山の専門学校の設計演習の講評会がありました。前期の半年をかけてきた、店舗併用2世帯住宅で、敷地は表参道のプラダの裏という設定です。他の講師の方々にも講評会に参加して頂きました。
こちらはジュエリーボックスをコンセプトに、円柱をずらして重ねたような案です。プラダの横ということで、オブジェ的なプロポーションを意識している建築で、笑いのあるプレゼンも良かったです(笑)。
こちらは着物の重なりをコンセプトに、帯のようにぐるぐると壁やスロープが建物を取り囲む、和をテーマにした案で、CGも秀逸でした。彼は実際に着物を取り扱うお店で働いています(いました?)。夜間部の学生は、ほとんどが働きながら学んでいます。授業後22時から夜勤に直行する人もいて、頭が下がります。
こちらはガラスパネルを魚のウロコの様に重ね、環境を取り込んだ提案です。プレゼンの資料と共に、とてもインパクトのある案で、(良い意味で)学生らしく自由な、度肝を抜くような作品でした。
こちらは5階建てにして敷地に空地を取り、隣のプラダにつながる遊歩道を作るという提案で、構造や法規的な天空率、各階との関係のストーリー等も細かく検討してあり、建築的に良く考えられていました。彼は色々と自分で調べ、行動し、今回の経験は今後の色々な局面でも役に立つのではないかと思います。
(2日目に続く)