「グッドデザイン賞受賞展」に行って来ました。
熊谷市の建築家 | 山岸光信建築設計事務所 | blog
東京ミッドタウンに「2017年度グッドデザイン賞受賞展」を見に行って来ました。私も住宅部門に応募し、1次審査は通過したのですが、残念ながら、(最終の東京ビッグサイトでの)2次審査で不通過になってしまいましたが・・・(涙)。
グッドデザイン賞とは、見た目のデザインが優れているものだけではなく、むしろその仕組みや考え方、行動等もデザインと捉え、ありとあらゆるジャンルにおいて評価している、財団法人日本デザイン振興会が主催している賞です。会場には輪ゴムから自動車等まで、全受賞作品1000件以上の、(基本的には)実物が展示されています。建築はパネルでの展示が中心です。
建築分野では街に対して、どうかかわり合うかというテーマの作品、企画が目立ちました。外部に開いたり、集まって住む仕組み作りを提案する等、自己完結型のデザインではなく、周りを巻き込む、つながるというようなコンセプト、テーマが主題になっている作品が多く評価されていると感じました。都市の再生、既存物件の再利用というようなキーワードがトレンドになっています。
この様な、様々な分野の、色々な人のデザインや思考、また表現方法や見せ方の事例を一度に見て、感じることが出来、「今」のトレンドやレベル、社会に求められている事、自分に足りない事や、これからすべき事、アウトプットしていくべき事を考え、見直す良い機会となり、大変刺激になりました。