埼玉建築文化賞「最優秀賞」受賞！

埼玉県,熊谷市の建築家,山岸光信建築設計事務所 | blog

　一般社団法人 埼玉建築士会が主催する2017年度「第5回埼玉建築文化賞」にて「最優秀賞」を受賞しました！事務所兼自宅である「クラノイエ」が、併用住宅部門で選ばれました。第三者の人に評価して頂けるのは大変うれしく、名誉なことで、今後の励みになります。

　以下は、審査員の方から頂いたコメントです。

「かつて蔵の多かった地域に建つこの建築は、時代と共に徐々に無くなりつつある今を懸念し、蔵と調和するような和風な外観とし、地域の特性と活性化を活かした設計となっています。中庭を中心にレイアウトされた計画は閉鎖的な印象でありながら、開放感があり空間の豊かさを感じることができ、好印象です。その中庭に面して住宅と事務所をつなぐ畳ホールは風情があり遊び心を感じますし、玄関ホールのタイルの壁やアプローチの壁のＲの曲線は自然な動線を生み、施工力の高さも感じます。中庭が家族と共に変化することで、また様々な味わいを見せる可能性があるのではないでしょうか。設計者のこだわりが随所に見られるこの作品は最優秀賞の評価にふさわしいのではないでしょうか。」

ありがたいお言葉です。

　来年2018年1月にはレセプションパーティーを、また1/12（金）～15（月）まで浦和パルコ（9階）で作品展もして頂けるそうです。さらに最優秀賞は建築主も来年度の建築士会総会で表彰して頂けるそうで、今回は自宅で建築主でもあるので、娘たちも表彰してもらえるよと話をしたら、喜んでいました(笑)。

　現在、熊谷市の人達と一緒に、熊谷をデザインでブランディングしていこうとする活動に参加しています。地域に根差した建築家として、地域に貢献出来るように、これからも精力的に活動して行きたいと思います。

（実は、最近もう一つ建築賞を受賞しまして、近々公式に発表予定です。その時には、またご報告させて頂きます。）