講師をしています青山製図専門学校の「選抜講評会」がありました。
埼玉県熊谷市の建築家,山岸光信建築設計事務所 | blog
講師をしています青山製図専門学校の「選抜講評会」がありました。半年間の課題で、全学年の各クラスから選ばれた代表者1名(組)ずつ、合計22人(組)が朝10時~夜8時まで1日かけて会場ホールにて順番にプレゼンをし、私達講師が講評をするという長丁場でした。
私の2年生のクラスからは、青山のプラダの裏に建つ美容室併用住宅の課題で、構造を兼ねたランダムな向きの壁が、居場所を作る提案です。建物内外を曖昧につなぎ、街にも開放するというもの。クラスの皆が1/100の模型を一緒に手伝ったり、仲間意識が高くて、団結力のあるクラスです!先生方からも高評価でした。
4年生はさすがに内容も規模も充実していて、経験値、成長の度合いが大きく感じられました。こちらは表参道の通りを歩道や建物でつなぐ提案です。ただ、色彩計画や構造面に改善が求められます。
今回の選抜に選ばれなかった人達の中にも、たくさん優秀な作品がありました。刺激し合って、みんなで向上して行ければ良いと思います。会場は渋谷のホールを借りて行ったんですが、千住博さんの絵が普通に廊下に飾ってあったりして、驚きました。